『基礎からのジャンプアップノート 古典文法 演習ドリル』(望月光・上田慶子/旺文社)
『基礎からのジャンプアップノート 古典文法 演習ドリル』(望月光・上田慶子/旺文社)
〜まずは入り口に立とう〜
対象:まずは入り口に立ちたい初学者、まずは古典文法をどうにかしたいという人
キーワード:古文、古典文法
古文が苦手な人は多いはず。
というのも、古文を読むためには3つの関門があるからです。
- 単語
- 文法
- 古文常識
の3点です。
まぁこれができないと読めない。
「読める」はずがないのです。
いやだって、英語だってそうじゃないですか。
単語、文法、構文がある程度定まって初めて読める。そんなの当たり前です。
同じ「ひらがな」を使っているかもしれませんが、外国語だと思ってください。そう簡単には読めません。
まずはその最初の関門をなるべく早めに法をどうにかしないと古文はずーっと
「苦手!!」
のままです。
だからこそ、
演習中心の簡単なドリルでこなしていく。
→細かいポイントや識別を別の参考書でやる。
っていう段階を踏んで欲しいと思います。
使い方も至って簡単。
ドリル形式なので、コピって反復練習することをおすすめします。
自分は書いてまとめて、という形式を取らないと覚えなかったので、解説を簡単にまとめたあと、暗記練習として設問を使っていました。
とにかく古文は長文の入り口に立つことが大切。
入り口から重たいものを使うことも人によってはできるかもしれませんが、まずはここから。
おすすめの一冊です。
(傍線部A)