英語に行き詰った人は必読！「ビジュアル英文解釈 PartⅠ」（伊藤和夫／駿台文庫）
～30年以上受験生を救う優良参考書！駿台名物講師の考えた最も効率的な英語学習～
対象:高校1～2年生、センター8割、GMARCH/関関同立志望、英語が苦手な方全般
キーワード:英文解釈、英文法、長文読解
【概要】
今回は「ビジュアル英文解釈 Part1」の紹介をします！
この参考書は、高1や高2の基礎力を付けたい時期、センター8割・GMARCH/関関同立志望といった幅広い層をカバーしてくれる優良参考書なのですが…
この記事では特に「英語の苦手な方」に向けて紹介していきます！！
英語がとにかく無理、英語で行き詰っている…という方はぜひご覧ください
（勉強法がとにかく知りたい！という方は「本書の勉強法」からご覧ください。他ブログの勉強法もまとめて紹介しています）
【ビジュアル英文解釈は英語が苦手な人におすすめ】
1. 英語が出来る人の「理解のプロセス」を体得できる！
ビジュアル英文解釈は
「『英語が出来る人』の理解の仕方を体得し、それに基づく英文解釈を練習する」
ことが出来るようになる一冊です
英語が苦手な人の悩み事として
「勉強しても成績全然伸びないし、何かよく分かんないけど理解できない」
というのはよくありませんか？
ビジュアル英文解釈ではそうした悩みの原因を指摘した上で、
「ビジュアル（＝見える化）」にこだわった学習方法を提案しています
しかし、説明がいかに論理的であり、すでに英語ができる人の眼で見ればいかに明解であっても、それが学生にそのまま有効であるとは限りません。学生に必要なのは、どうやってそういう理解にたどりつくかのプロセスの解明、いや、解明よりそのプロセスに沿った訓練だからです（p3）
つまり本書で英語学習することで、
「英語ができる人の理解」に辿り着き、それに基づいた英文解釈が練習できるのです
2. 英語の勉強あるある「とにかく慣れ・暗記」は一切ナシ！
ビジュアル英文解釈は
「英文法を体系的に理解し、丸暗記よりも効率的に英語を習得する」
ことも出来るようになる一冊です
英語が苦手な人あるあるで
「『英語はとにかく慣れ・暗記』って言われたけど自分には無理だ！」
というのはありませんか？
ビジュアル英文解釈は、
「ビジュアル（＝見える化）」の定義としてもう一つこのようなものを挙げています。
（中略）学生諸君の場合は、英語を支えている少数の約束を一度自覚的にとらえ、自覚的な練習を通じてそれに習熟することが、一番の近道なのです。英語の基本の約束が何であるか生徒に分からせ、それに従って読むプロセスを具体的に教えることがこの本のねらいです。（p4）
つまり本書で学習することにより
慣れ＆暗記に頼らずシステマティックに英文法・英文読解を学べます
3. 数々の受験生を支えた圧倒的な歴史＆実績！
また本記事は初版が1987年で、30年以上受験生に愛用されている参考書です
筆者の伊藤和夫さんは駿台名物講師の方です
また「おすすめ参考ブログ」でも紹介しますが
東大英語対策・東大合格者に愛用されている参考書にもなります
つまり本書はずば抜けた伝統と実績を兼ね備えた参考書と言えます
【本書の勉強法】
1.基本的な使い方
本書の勉強法は5つの手順に分けられます。
- 「焦点」（4章以降はReview）を理解する
- 例題の文を読み、SVOCMを割り振る
- ②と並行で和訳を作る
- 「研究」「大意」を見ながら自分の訳を見直す
- ①や④で学習した事項を振り返りつつ音読する
「焦点」や「研究」で書かれた文法事項を理解しつつ
自分の現状の理解で足りていないor誤っている部分を見極めながら
本書を学び終えた際には「英語が得意な人」の目線に立って英文解釈が出来るという仕組みです！
2.おすすめ参考ブログ
実際に本書を使った勉強法について書いている記事をいくつか紹介します！
本記事では今回紹介しきれなかった
「ビジュアル英文解釈 PartⅡ」の勉強法も書いてあるので是非参考にしてみて下さい
「ビジュアル英文解釈 PartⅡ」や本書の学習を終えた後におススメの参考書が書いてあるのが魅力的です！
筆者（東大合格者）の体験談があるのが魅力的！
本書を勉強する内に「東大模試の英語で97点・偏差値71」まで成績が伸びたそうです
本書の具体的な勉強法（日数・勉強量）が丁寧に書かれている記事
勉強する上での注意点やポイントを抑えているのも魅力的です
幅広い層、そして英語が苦手な人の希望の光になるこの一冊
ぜひ手にとって勉強されることをおすすめします！
ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)
- 作者: 伊藤和夫
- 出版社/メーカー: 駿台文庫
- 発売日: 1987/12/10
- メディア: 単行本
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（文責：図1）
