『読むだけ小論文①入門編』(樋口裕一/学研教育出版)
『読むだけ小論文①入門編』(樋口裕一/学研教育出版)
〜「小論文ってなんだろう?」まずはここから。〜
対象:高校全般 、「小論文って何から始めればいいんだろ?」という人
キーワード:小論文、現代文
数学や英語、国語などは基礎学習として必修です。
もちろん物理や化学などの理科、世界史や地理も社会教科として。
さて、小論文は??
小学校から夏の作文は嫌な思い出でしょう。
読書感想文??
…はぁ。
さて、それでもやってくる小論文。
すべての人にではありません。
対策や基本など大してやってもいないのにいきなり演習にぶっ込まれるわけです。
こりゃーこまった。
はい!!そこでこの一冊!!
(って書くと販促レビューみたいですが、そういう類のものではありません。)
本当によくできている一冊だと思います。
著者は小論文界隈では重鎮の樋口先生。
私は一度だけ学生のときに添削して頂きましたが、ボロクソ書かれました。
まぁ、今思うとそうだなぁ、と。
分量もギリギリまで削っていて、ただでさえ時間に追われている受験生にとっても手を出しやすい。
ポケット版ですし、電車の中ででも読めます。
私はそうしてました。
内容は2章編成。
1:書く技術 16p
2:基礎知識(頻出ネタ解説) 153p
と、殆どがネタ。
でもそれで良いのです。
大学生のレポートとは少し違い、受験小論文は時間制限の中でいかに手を止めずに論を進められるかという点が重要です。
誤解を恐れずに言えば、いかに型にはめるか。
それをしっかりと解説してくれています。
最低限をコンパクトにまとめています。
私が持っているのはかなり昔の版なので、今は新しいテーマになっていると思います。
内容の変更も多少あるのかな?
でも大筋は変わっていません。
一応Amazonの紹介を貼っておきますが、参考までに。
アフィリエイト登録はまだしていないので、参考までに。笑
まずは基礎編、入門編で
「へーこんなものかー。」
っていうところをさらってみてください。
現代文のテーマ理解にも繋がります。
その後、発展編や医歯薬看護医療編などに進んで行けば良いと思います。
ちなみに私は一度ブックオフしてしまったので、再度ブックオフで探したら昔の入門編が186円でした。
うまくやってください。
(傍線部A)